2009/03/31
「花の命は短くて苦しきことのみ多かりき」
桜島には、林芙美子のこの短詩の文学碑があります。
これは林芙美子が女性を花にたとえ、楽しい若い時代は短く、苦しいときが多かったみずからの半生をうたったものです。
10代のころは、自分もそうなるのかなぁと不安に思ったこともありましたが、年齢を重ねるにつれ、とらえ方も変わってきました。
きっと、毎日楽しいことばかりだと、それが当たり前になり次第に楽しくなくなるでしょうし、逆に苦しい経験をすることによって、些細な事にも感謝できるのだと思います。
今、桜の美しい季節です。
毎年あっという間に花が散ってしまい、もったいなく思いますが、この桜も一年中咲いていたら、当たり前に感じ、きれいだなぁと思ったり、桜を見て幸せな気持ちになることもなくなるのでしょう。
桜の季節が限られているからこそ、毎年この季節を待ちわびるのだと思います。
